大阪・関西万博2025の公式キャラクター『ミャクミャク』デザイナーの山下浩平さん。
そんな山下浩平さんの経歴や学歴が気になります。
- 山下浩平の経歴や学歴まとめ!
- 大学高校や神戸で古着屋をしていた過去も?
山下浩平さんの代表作も紹介していきます。
山下浩平の経歴や学歴まとめ!
山下浩平さんの経歴から確認していきます。
- グラフィックデザイン
- キャラクターデザイン
- 絵本
- 紙芝居
など幅広く活躍されています。
2022年3月22日には山本康平さんが代表を務めるデザイングループ「mountain mountain」の作品が2025年の大阪・関西万博の公式キャラクター『ミャクミャク』に決定しました。
時系列で経歴を見てみます。
- 1995年春:古着屋「phoebe permanent wave」をオープン(24歳〜28歳頃まで)
- 1998年:神戸国際会館・EPSONショールームにて個展を開催
- 1999年:東京に活動拠点を移す
- 2000年よりデザイン・レーベル「mountain mountain(マウンテンマウンテン)」デザイン活動開始
- 2004年〜現在:やまもとこうへい名義で絵本作家デビュー
- 2011年〜現在:紙芝居7作品の絵を手掛ける
- 2015年:園庭遊具 KINDER ANIMALシリーズがクッズデザイン賞を受賞
- 2022年:大阪・関西万博公式キャラクターデザイン2022に最優秀作品賞を受賞
その他、教科書の挿絵や企業とのコラボレーションなどもされています。
なんと書籍・絵本書籍類の装丁・デザインも山下浩平さんご自身で行っているそうです。
かなりこだわりのある方なのでしょうね。
ここ10年ほどは特に絵本の制作に注力されていて、絵本は25冊以上出版されています。
神戸で古着屋のオーナーもされていたのは意外ですが、2ヶ月に一度は仕入れにヨーロッパやアメリカに行っていたそう。
ヒッピーテイストのお店で雑誌に取り上げられるほど人気のあるお店だったようです。
その後、東京に拠点を移してデザイナーとしての生活を始めたきっかけをインタビューで話されていました。
古着屋も軌道に乗って4年ほどが経ち、僕も30代に向けて自分のことをしようと思って、東京と大阪で個展を開きました。その集客が、東京では500人くらいだったのに比べ、大阪では3000人も集まってしまったんです。 その時に、生意気なようだけど、今以上に自分のクオリティを上げるには東京に行くしかないなと。それで古着屋を辞めて、東京に行くことにしたのです。
引用元:TOPPAN
大阪の個展で3,000人も集まったのは凄いですね。昔から実力のある様子が伺えます。
東京でデザイン・レーベル「mountain mountain(マウンテンマウンテン)」を立ち上げ、現在まで活動されています。
昆虫の採集や飼育、標本作りが趣味なので、山下浩平さんの絵本にはクワガタや昆虫を題材にした作品が多くあります。
昆虫を描くため、数百匹のチビクワガタを自分で飼育するほどですから、凄いですね!
また、日本石亀をこよなく愛しているそうですよ。
絵・工作を使った子供向けのワークショップも多数開催されているので、子供好きの一面もありそうですね。
山下浩平の学歴
山下航平さんは熊本県で生まれ、父親の仕事の関係で東京や鹿児島など全国を転々とされましたが、小学6年の時に神戸市須磨区に引っ越し、神戸で育ったようです。
幼少期から絵を描くのが好きで漫画雑誌を作ったりされていたとのこと。
山下浩平の出身大学
山下浩平さんの出身大学は大阪芸術大学美術学科でした。
大阪芸術大学芸術学部美術学科の偏差値は47~50でした。
大阪芸術大学出身で有名な方は、
- 俳優の古田新太さん
- 映画監督の庵野秀明さん
- 落語家の笑福亭笑瓶さん
- お笑い芸人のミルクボーイ(2人とも)
などでした。
美術学科では主に油絵を勉強されていたようです。
また、古着や音楽がすごく好きで、神戸の古着屋さんに入り浸っていて、好きが高じてそのお店でアルバイトもされていたとのこと。
古着屋を経営されていたのは大学時代の経験があったからだったんですね。
アルバイト代で画材を買い、自作漫画などの販売会「コミケ」に出品したり、19歳の時には少女漫画誌「別冊マーガレット」に応募し、作品が入賞したこともあるそうです。
山下浩平さんが少女漫画も描かれたことがあるなんで、びっくりしました。漫画も見てみたいですね。
山下浩平の出身高校は?
山下浩平さんの出身高校は兵庫県立明石高校美術科でした。
兵庫県立明石高校美術科の偏差値は53でした。
中学時代は美術部に所属されていて、中学の顧問の先生が美術高校への進学を進めてくれたそうです。
高校時代はデッサンにのめり込んでいたようですね。
そこは洋画家の小磯良平画伯の高弟だった方をはじめ、いい先生が集まっていたところで、朝から晩までデッサンしまくるみたいな熱い日々を過ごしていました。
引用元:TOPPAN
山下浩平さんには2歳年上のお兄さんがいて、お兄さんが本好きで手塚治虫の本をよく読んでいたそうで、浩平さんはよくマネをして描いていたそうです。
山下浩平の出身中学は?
山下浩平さんの出身中学は神戸市須磨区にある、神戸市立白川台中学校でした。
中学の美術部の顧問の先生も凄面倒みのよい先生だったようで、部活動以外の時間であろうと、何度も何度もデッサンを見てくれたそうです。
山下浩平さんはインタビューで「そのときのお礼が言えてなくて。『僕、今も描いてます』と伝えたいですね」と語っていました。
また、山下浩平さの叔父さんが1970年の大阪万博に叔父が携わっていて、何度も万博に足を運んでいたそうです。
「別の地域での万博だったら応募はしていなかった」と話されているので、思い出の地での2025年の万博開催だったこともあり、キャラクターデザインの応募をされた経緯があったんですね!
山下浩平の代表作品は?
幼少期から絵を描くのが大好きで学生時代の恩師にも恵まれた、山下航平さんの代表作品を紹介します。
山下航平さん個人では絵本に力を注がれていますので、絵本で見ていきますね。
- 『ちびクワくん』シリーズ
- 『まうるとともだち』シリーズ
- 『バナナせんせい』シリーズ
- 『ファーブル先生の昆虫教室』シリーズ
- 『まんが 星の王子さま』
- 『世界を救うパンの缶詰」(産経児童出版文化賞受賞)
可愛らしい優しい絵のタッチでほっこり子供と読めそうな絵本ですね。
インスタでは山下航平さんの真面目で控えめな性格が伺えました。
人前に出て注目されるのは苦手なようで、キャラクターが前に出てくれる方が好まれる方でした。
まとめ
山下浩平さんはキャラクターデザインからグッズ制作、絵本や紙芝居まで幅広く活躍されている方だということがわかりました。
ここ10年ほどは絵本の制作に力を注いでおられ、作品も人気で素敵でしたね。
作りたいものを作り続ける姿勢が凄くカッコいいなと感じました。
2025年大阪・関西万博のキャラクター『ミャクミャク』のデザイナーとしてこれから知名度がどんどん上がるでしょうし、良い作品をこれからも産み出していってほしいと思います。