NHK党幹事長で、政治団体・つばさの党代表の黒川敦彦氏が、山口4区補欠選挙に立候補すると表明しました。
補選は4月に実施される見通しで、黒川氏はNHK党公認として立候補する予定となっています。
- 黒川敦彦の経歴や評判は?
- 正体は何者?安倍元総理との関わりは?
黒川敦彦氏の問題発言もまとめました。
黒川敦彦の経歴や評判は?
黒川敦彦氏の経歴を確認していきます。
学歴は大阪大学工学部卒業。
- 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構の研究員として大阪大学の大学発ベンチャーの設立支援業務に従事
- 大阪大学歯学部発ベンチャー企業の株式会社アイキャットを設立
- 代表取締役CEOとして製品化・マーケティング体制構築の実務に従事
- 技術系ベンチャー十数社を設立しベンチャー企業への投資、経営支援業務に従事
- リーマン・ショックを機に金融業界を離れる
- 2011年、春に今治に帰郷し農業と政治活動を始める
- 地元今治で加計学園問題を追及する社会運動を起こし、黒川敦彦氏は「今治加計獣医学部問題を考える会」の代表を務める
- 2017年安倍晋三総理のおひざ元山口4区から衆院選出馬
- 2019年5月に結党した政治団体「オリーブの木」を設立、代表となる
大学卒業後、就職はせず、ベンチャー企業の経営者として、キャリアを積んでいましたが、リーマンショックがきっかけで生まれ育った地元、今治に腰を置き、政治家へ転身したことがわかります。
2019年には参院選に出馬するも落選。
そして、つばさの党の代表としてNHK党の立花孝志代表と親交を深めていきます。
2022年1月25日にはNHK党幹事長に就任した黒川敦彦氏。
2021年にNHK党から衆議院選挙に出馬するも3度目の落選となり、2022年の参院選も落選し、5回落選しています。
選挙で当選したことはなく、落選続きとなっています。
今回出馬を表明した、山口4区補欠選挙でも当選は厳しいだろうと思われています。
黒川敦彦の正体は何者?
黒川敦彦氏は大学を卒業した後、就職はせず、ベンチャー企業をいくつか設立したのち、政治家に転身した珍しい経歴の持ち主でした。
森友学園・加計学園問題の追及で一躍有名になった黒川敦彦氏。
安倍元総理への不信感がきっかけで政界進出を目指すようになったことがわかります。
黒川敦彦と安倍晋三元総理との関わりは?
安倍晋三元総理には地元で勃発した加計学園問題の関係で、不信感を持っています。
「アンチ安倍」といっていいでしょう。
そんな黒川敦彦氏が山口4区補欠選挙に立候補しても、当選は厳しそうです。
黒川敦彦の問題発言まとめ
黒川敦彦氏の問題発言についてまとめました。
- 2017年10月17日夜:山口県下関市の公民館にて、安倍昭恵総理夫人の個人演説会が開かれた際、会場入り口に選挙カーを止め、「安倍首相のお友達を優遇する政治が許せない!」と演説。
- 2022年6月26日に放送されたNHK番組日曜討論において、統一教会は反日カルトであり、安倍晋三の祖父の岸信介が日本に教団を持ち込んだと批判。
『おじいちゃんの代からCIA』といった歌はまさに放送事故になって話題になっていました。
今回の選挙演説でも『おじいちゃんの代からCIA〜♪』を歌うのか。
政治家として正しい選択をしてほしいと思います。