第167回芥川賞は高瀬隼子さんが受賞されましたね!
サラサラの髪で受賞会見では控えめで素敵な人柄も垣間見えていました。
- 高瀬隼子の出身大学・高校・中学は?
- 文芸サークル名やゼミは?学歴経歴まとめ!
学生時代はどんな方だったのか、併せてお伝えしていきます。
高瀬隼子の出身大学・高校・中学は?
高瀬隼子さんの出身大学・高校は、
- 立命館大学
- 愛媛県立新居浜西高校
に通われていました。
立命館大学は関西では有名な私学で頭の良い大学です。
どんな学生時代を贈られていたのか気になりますね。
高瀬隼子の出身大学・高校・中学について詳しくみていきます。
高瀬隼子の出身大学
高瀬準子さんの出身大学は立命館大学です。
学部は文学部で哲学を専攻されています。
立命館大学は京都にある私立大学で、立命館大学文学部の偏差値は55~65でした。
大学時代は高瀬隼子さんを中心に文芸サークル『京都ジャンクション』を結成し、「高瀬遊」名義で活動されていました。
文芸フリマを開くなど学生時代は活動に励んでいたようですね。
文芸フリマ事務局のツイートに高瀬隼子さんが返信されています。
立命館大学の学生だった頃に文芸誌の新人賞に初めて応募され、大学での出会いや経験が作家活動に大きな影響を与えているそうで作家として原点とも言える場所なのだそうです。
文芸サークルに所属し、感動を共有できる多くの仲間と出会えたことも貴重な経験でした。作品を読み、具体的にどこが、どんなふうに面白かったのか、何を感じ、何を得たのか、思ったことを思った通りに言い合える。そんな環境の中で、少しずつ価値観や感性が磨かれていきました。
引用元:立命館大学
現在も大学の仲間と交流が続いているとのことなので、切磋琢磨できる良い関係性が今も高瀬隼子さんの支えや刺激になっていることでしょう。
谷徹先生のゼミを受けられていて議論を交わす中で「小説を書く時に大切なのは、少し距離をおいて対象を観察すること」を学ばれたようです。
大学時代の経験が作品に繋がっているんですね。
高瀬隼子の出身高校
高瀬隼子さんの出身高校は愛媛県立新居浜西高校でした。
高瀬さんの出身は愛媛県新居浜市生まれなので、地元愛媛の進学校に通われていたんですね。
愛媛県立新浜西高校の偏差値は61でした。新居浜市内ではトップの偏差値で愛媛県でもトップ10内の高校です。
高校が発行している「新居浜西高校だより」にも高瀬隼子さんの芥川賞受賞が大きく取り上げられていました。
新居浜西高校には取材も来ていて、高瀬さんの受賞に地元は湧いているようですね。
高校では文芸部に所属されていて、学生時代から書き続けてこられています。
当時の3年生の時の担任の先生から見た高瀬さんの印象は、
華奢で目立つ存在ではないが、意志が強く決めたことはやり通した
と印象を語られていました。
立命館大学へは推薦入試で入られたようで、推薦入試で提出した小論文はほぼ手直しなしで先生からOKをもらえたそうです。
推薦入試で立命館大学に入られたのであれば、高校時代のテストの成績や生活態度もよかったのでしょうね。
高瀬隼子さんは高校時代から、
- 書く力
- 自分の世界観
を持たれていたんですね。
小説家になるのが小さい時からの夢で、地元の書店にも足繁く通われていたそうで、努力が形になってとても喜ばしいですね。
高瀬隼子の出身中学
高瀬隼子さんの出身中学校は新居浜市立船木中学校と思われます。
高瀬隼子さんの中学3年時の担任だった菅道正先生が愛媛新聞の取材で、
「自分のペースで、ぶれずにコツコツ続けてきたのが彼女らしい。作品に人間的な魅力が現れている」
引用元:愛媛新聞
と芥川賞受賞のコメントをされています。
調べたところ、現在、菅道正先生は、新居浜市立北中学校の教頭先生をされているようですが、以前は新居浜市立船木中学校に在籍されていました。
そうっいった点から、高瀬隼子さんの出身中学校は新居浜市内の船木中学校だったと予想されます。
きっと中学時代も小説を読んだり、作品を書いたりされていたんでしょうね。
高瀬隼子の経歴
高瀬隼子さんの経歴はこちら。
- 2019年『犬のかたちをしているもの』で第43回すばる文学賞を受賞し、作家デビュー。
- 『休学(国産のため)』(文藝2021年春季号)
- 2021年『水たまりで息をする』が第165回芥川賞候補にノミネート
- 2022年『おいしいごはんが食べられますように』第167回芥川賞を受賞
2回目の芥川賞候補にノミネートされ、見事受賞されたんですね。
今後の作品も楽しみです。
受賞作は、「仕事・食べ物・恋愛」を軸にとある職場で繰り広げられる男女の複雑な人間関係を描いています。
大学卒業後はフルタイムで教育機関の事務職員として働き、平日の夜と休日に執筆を続ける生活をされています。
ずっと2足のわらじで10年以上作品をコツコツと書かれていた成果が実を結んでよかったなと嬉しく思います。
高瀬隼子さんはタイトルを決めるのが苦手だそうで、毎回作品のタイトル決めに苦労されているそうです。
ちょっと親近感が湧きますね。
まとめ
第167回芥川賞を受賞された高瀬隼子さんの学歴は偏差値も高く賢い高校・大学に通われていたことがわかりました。
- 中学生の頃からコツコツ自分のペースで作品作りとされていたこと
- 小さい頃から小説家になることが夢だったこと
も知ることできました。
日常のムカついたことを寝かせて作品作りの原動力にされているそうですし、作品を読んでいてどこか共感が湧きます。
これからも高瀬さんのペースで素敵な作品を生み出していってほしいですね。