5度目の宇宙飛行で半年間、国際宇宙ステーションに滞在されている若田光一さん。
日本人としては最高齢の59歳で、最多の5度目の飛行となっていて、この偉業は凄いですね。
- 若田光一はどんな人?
- 5度目の宇宙飛行で努力の人!
若田光一さんのご家族についてもお伝えしていきます。
若田光一はどんな人?
若田光一さんは、日本の宇宙航空研究開発機構に所属する宇宙飛行士です。
5歳の時に宇宙飛行士に憧れて、幼い頃から目標を定めて、大学で航空工学科を専攻し大学院を修了。
日本人初の、
- ミッションスペシャリスト
- NASA宇宙飛行士室チーフ
- ISS船長
などに任命され、世界各国の方や宇宙機関から認められ、信頼を得ている若田光一さん。
ロボットアーム操作などの卓越した能力は米航空宇宙局(NASA)からも評価されています。
今回の搭乗した搭乗した米国・ロシアの3人の飛行士はいずれも初飛行の若手宇宙飛行士の為、若田さんは「ルーキーの仲間を支えてあげないと」と述べておられ、ベテランの風格が漂っています。
58歳という年齢で半年もの間、国際宇宙ステーションに留まり研究をする若田光一さんは本当に凄いと思います。
若田さんは国際宇宙ステーションの歓迎式では、
「無重力の空間に戻り、我が家に帰ってきたような気がする」
と話されていて、若田光一さんにとって宇宙が我が家のように感じる程とは、感慨深い言葉ですね。
「思いやる。チームは強くなる。」をモットーに、ISSでのミッションに臨まれています。
若田光一は5度目の宇宙飛行で日本人最多!
若田光一さんは今回の搭乗が日本人最多の5回となっています。
1度目の登場から、今回までを時系列で確認していきます。
1996年:STS-72に日本人初のスペースシャトル・ミッションスペシャリスト(MS)として搭乗
2000年10月 スペースシャトル・ディスカバリー号により2度目の宇宙へ
2009年:3回目の宇宙飛行では、日本人として初めてとなるISS第18次/第19次/第20次長期滞在クルー(4ヶ月半)として日本人初のISS長期滞在を実施。
2013年11月7日:ソユーズ宇宙船(TMA-11M)に搭乗し、4度目の宇宙へ
2022年10月6日:フロリダのケネディ宇宙センターにてスペースXのドラゴンに搭乗
初めての搭乗から、26年もの長きに渡り第一線で活躍されている若田光一さんの偉業は本当に心を打たれます。
2022年現在では、JAXAの理事を務めておられ、現役の宇宙飛行士として活動を続けておられます。
無事に帰還を願うばかりです。
若田光一は努力の人!
若田光一さんはまさに努力の人と言えます。
若田光一さんは著書もいくつか出されており、「続ける力 人の価値は、努力の量によって決まる」という本も出版されています。
国際宇宙ステーションの船長を務めた時の体験談や数々の失敗や挫折を乗り越え宇宙飛行士になった経緯などとともに、日本家族や息子さんへの思いなどまさに自叙伝とも言える一冊です。
初心を忘れず努力を続けることの大切さやなぜ努力する事が大切なのかといったこと、チームの中におけるリーダーシップ学などの思考も学べました。
「失敗を引きずらないこと」や「続けること」など若田さんの素晴らしい人柄が感じられました。
若田光一の家族は?妻はドイツ人貴族出身!
若田光一さんの家族構成は、
- ドイツ人妻のシュテファニー・フォン・ザクセン・アルテンブルクさん
- 息子のアキオさん
の3人家族です。
シュテファニーさんはドイツ人貴族の出身で先祖はドイツ中部のテューリンゲン地方にあった「ザクセン=アルテンブルク公国」の貴族ということです。
若田さんと妻のはシュテファニーさんは1997年4月12日に結婚されています。
今年で結婚26年目ということになりますね。
1人息子のアキオさんはは23、24歳で成人されています。