ENEOSホールディングスの元会長の杉森務氏。
8月に突然辞任され、なぜ?と話題になっていましたが、女性へのセクハラが原因だったようですね。
- 杉森務の年収は2億越え!退職金も破格?
- 経歴もエリート
杉森務氏の社内での評判についても調査しました。
杉森務の年収は2億越え!
杉森務氏の年収については、2億を超えていると予想されます。
『IR BANK』に掲載された情報では、
2021年3月期、役員報酬 が1億9000万円
2022年3月期、役員報酬が 1億7900万円
と毎年、2億円近い役員報酬が支払われていました。
2008年から執行役員に就かれているので、今までの報酬は数十億にのぼっていることでしょう。
さらに杉森務氏は、
石油連盟の会長
経団連の審議員会副議長
も務めていました。
他の報酬も合わせるとさらに凄い金額になりそうです。
ENEOSといえば国内石油業界のトップシェアを誇る企業ですよね。
その会長ともなれば、年収も桁違いでした。
杉森務の退職金も破格?
杉森務氏の退職金については明らかにしていません。
斉藤猛社長が辞任を迫ったようですが、退職金は支払われていることでしょう。
8月の突然の会長辞任について、エネオスHDの広報担当者は以下の回答をされています。
「被害女性側からの申し出を受け、斉藤猛社長の指揮下で事実関係を調査した結果、不適切な言動に及んだと判断した」と説明。「高い倫理観を持って人権尊重とガバナンス及びコンプライアンス(法令順守)の徹底を経営の最優先事項の一つに位置づけていたにもかかわらず、元会長自らがこれに背くような行為を行ったことは会社として甚だ遺憾だ」とコメントした。これまで辞任の経緯を「一身上の都合」とだけ説明していたことについては、「プライバシーの特定に関わる恐れがあったため、辞任の経緯を控えてきた」
引用元:毎日新聞
億単位の退職金が杉森務氏に支払われているかもしれません。
杉森務の経歴はエリート!
杉森務の経歴はまさにエリート!
- 1979年:日本石油(現ENEOS)に入社
- 根岸製油所勤労課や人事関係の部署を担当(10年程度)
- 1999年:三菱石油と統合後の日石三菱で販売部販売総括グループのマネージャーに就任し、販路開拓
- 2010年:JX日鉱日石エネルギー株式会社の取締役に就任
- 2014年:新日本石油の社長に就任
- 2020年:ENEOSホールディングスの会長に就任&石油連盟の会長に就任
杉森務氏の出身は石川県七尾市でした。
大学は一橋大学商学部を卒業されています。
大学ではエネルギー関係のゼミを選択し、硬式野球部に所属したほか、社交舞踏研究会で大会にも出場経験がありました。
一流大学を卒業し、トップにまで上り詰めた方だったんですね。
社内での人望は厚かったのでしょうか。
杉森務の評判は最悪?
調べたところ、杉森務の評判は良いとは言えませんでした。
周りはイエスマンで固め、得意先優先の経営スタイルだったようです。
「独裁者として君臨している」とまで書かれている記事もありました。
会長杉森の一声で資産査定なしにJRE買収
とりわけ、洋上風力ブームに煽られて、米証券会社ゴールドマン・サックス(GS)の言いなりに昨秋、再生エネベンチャー企業を「高値掴み」した石油元売り最大手のENEOS(エネオス)HDには痛恨の極みだろう。 独裁者として君臨する会長、杉森務(1979年旧日本石油)の「再エネ事業をテコ入れせよ」という鶴の一声で、純資産400億円弱の再エネベンチャー、ジャパン・リニューアブル・エナジー(JRE)を2000億円も投じてGSから買収したからだ。のれん代が1600億円に上る中、洋上風力を「資金回収の切り札」と期待。だが、今回の三菱商事による”価格破壊”でそんな皮算用は通用しなくなり、今後は巨額減損処理まっしぐらの状況にある。
引用元:ZAITEN
杉森務氏はクラブで豪遊し、翌朝二日酔いのまま出社し、コーヒーを啜ることもよくあったそうです。