インフルエンサーを中心に広告展開し、東京にも実店舗を展開しているSHEIN(シーイン)。
衝撃的な安さとトレンドを捉えたデザインが人気ですが、「Help me」と書かれたタグがSNSで拡散され衝撃が走っています。SHEINで働く労働者の悲痛な訴えなのでしょうか。
- SHEINのタグに助けてのSOS信号?
- 1着6円でウイグル族を強制労働?
SHEINの安さの秘密や噂される闇に迫ります。
SHEINのタグに『助けて』のSOS信号?
SHEINの商品タグに「NEED YOUR HELP」「Help me」といった記載が載っていると話題になっています。

これはSHEINで働く生産労働者からの「助けて!」という声なのでしょうか。

11月13日には世界初のショールームを原宿にオープンし、メディアなどにも取り上げられ、認知度が高まっています。
アパレルだけではなく、インテリアや雑貨、アクセサリーなども驚きの価格で販売しています。
SHEINの特徴はなんといってもその“安さ”。
1000円以下の商品なども非常に多くあります。
10代の若者を中心に H&Mなどのファストファッションよりも安い価格帯で、世界中で話題になっています。
SHEIN:1着6円でウイグル族を強制労働?
SHEINで服は「ウイグル族の人々が強制労働を強いられ、あり得ない賃金で働かされている」ためにこのような安価な価格での販売ができているといった声が情報が拡散され、「もう買わない」「SHEINの服は買わないで!」といった声が高まっています。
SHEINの製品を作る労働者は1日18時間働き、報酬は1着わずか6円…
といった衝撃の内容が。
「英チャンネル4」の潜入調査の動画が公開されています。
SHEINはアパレルの製造拠点の一つがウイグル自治区にあるそうです。
そこで行われている強制労働によって、驚きの低価格が実現しているのでしょうか。
安くて可愛い服は嬉しいですが、その裏で誰かが苦しんでいたり、商品が大量破棄されるのは悲しい事です。
また、中国の綿花栽培は、生産量世界シェアトップを誇る一大産業になっています。
新疆綿とは、新疆ウイグル自治区で栽培される綿(コットン)のことを指します。
こんな幼い子までもが、労働を強いられているのでしょうか。
SHEINはどこの国のブランド?
SHEINの本社はシンガポールにありますが、中国の企業です。
実店舗は持たず、ネットやアプリから商品を注文する形態です。

そして中国国内ではビジネス展開していません。
- 2012年に設立され、北米で成長し、150以上の国と地域で展開
- 2020年12月から日本でのサービスの提供を開始
2兆円以上を売り上げているSHEINですが、実態は謎な部分も多く、上場もしていません。
今後、米国での上場を目指しているといった報道もありましたが、上場するには
- デザインの盗用
- 労働法の違反
- 大量に廃棄される衣類が環境に与えるダメージ
などの課題をクリアしてくてはいけないようです。
SHEINでは、1日に数千点の新商品が発売されているそうです。
AIを駆使した、新たなファストファッションの企業と言えますが、商品を生み出すまでの過程をクリアにしない事には今後も物議を醸しそうですね。
SHEINの噂される闇とは?
SHEINの噂される闇は、
- デザインなど、著作権を侵害している
- 中華アプリは情報抜かれるかも
- 商品が異様に臭い
といったような内容がSNSであがっていました。
安いのにはワケがあるでしょうし、企業努力だけで実現できる価格ではないように感じます。
ファストファッションの闇は深そうです。