2022年9月5日に静岡県の川崎幼稚園で河本千奈ちゃんをバスに置き去りにし、熱中症で死亡させた事故。
千奈ちゃんやご家族の事を思うと、胸が締め付けられる思いでいっぱいです。
会見での増田立義園長の態度や言葉に衝撃を受けましたが、増田立義園長は父親から園を引き継いだようです。
- 【画像】増田立義園長の家族構成!息子は事務長?
- 地元名士で経歴は?
増田立義園長の口癖についてもお伝えしていきます。
【画像】増田立義園長の家族構成
増田立義園長の家族構成についてですが、家族経営で親子3世代に渡り、川崎幼稚園を運営していたようです。
1976年に父親の増田秀夫さんが初代園長を務め、2002年に増田立義氏が園長に就任しています。
川崎幼稚園の園HPに沿革が載っていました。
ただ、現在は川歳幼稚園のHPは削除されているようです。
調べたところ、増田立義園長の父親は海軍兵学校の出身でした。
竹刀を片手に
- 「親を大事にしろ」
- 「いじめはダメだ」
と当時、子供たちを厳しく指導していたそうです。
そして増田多朗事務長は園長である立義氏の息子だと推測されます。
3世代で川崎幼稚園を経営してることになります。
増田立義園長の息子は事務長!
増田多朗事務長は増田立義園長の息子です。
マスクをしていますが、増田立義園長と目元が似ているように感じます。
増田立義園長も父親の増田秀夫さんから引き継がれて園長に就任されていますし、立義園長の年齢は73歳です。
公立の園では定年は60歳ですが、川崎幼稚園は私立の為、明確な定年は無いと思われます。
ただ、0歳〜5歳児の認定こども園として川崎幼稚園の園長を務めるには、73歳という年齢からそろそろ後任に引き継ぐ頃だと思われますし、家族経営の園では、理事長、園長、副園長、事務長などの幹部は親族内で引き継がれることが多いようです。
現在は息子である増田多朗事務長が理事長に就任されています。
増田立義園長の父は地元名士!
増田立義園長の父親である増田秀夫さんは地元の名士でした。
そして、増田立義園長は地元では有名な「ボンボン」だったようです。
週刊誌の取材で増田園長の知人がこう証言しています。
あいつの父親は、幼稚園の他にもお茶の工場を経営する金持ちで、いわば立義(増田立義園長)はボンボン。子供の頃からズボラな性格だったので、水戸黄門の『うっかり八兵衛』ならぬ『ええからげん(=いい加減)八兵衛』と呼ばれていました。そんな性格が災いしたのか、まさかこんな事故が起こるとは……」(増田園長の知人)
出典:文春オンライン
立義氏の口癖は、
- 「俺は知らない」
- 「そんなことは言ってない」
だったんだとか。
9月7日に行われた会見での増田立義園長は
- 「ちなちゃん」の名前を間違って「ちなつちゃん」と呼ぶ
- 子ども一人ひとりを把握していない
- 質問の答えにまともに答えられていない
など、誠意ある対応とは言えませんでした。
千奈ちゃんの名前を間違えるのはあってはならない事だと思います。
増田立義園長の経歴は?
川崎幼稚園の園長の増田立義氏の経歴はこちら。
昭和24年生まれ | ||
昭和43年 | 榛原高校卒 | |
昭和47年 | 専修大学経営学部卒 | |
平成11年(1999年) | 浪速短期大学通信教育学部保育科卒 |
増田立義氏が50歳の時に通信教育で保育課程を修了されたことになります。
2002年に川崎幼稚園の園長に就任した増田園長は、近隣の幼稚園を買収するなど経営拡大。
近年は隣の町の幼稚園も傘下に収めていたようです。
2014年には交通安全活動に尽力したとして、榛原地区安全運転管理協会から表彰状が送られています。
増田立義園長もまた、地元の名士として知られていたようです。
川崎幼稚園の園長あいさつには「安心して子供を委ねられる認定こども園」と書かれています。
出典:川崎幼稚園HPより
安心してお子様を委ねられる認定こども園
保護者の皆様が安心してお子様を預けられるよう、園と保護者の皆様との信頼関係を築き、大切にしていきたいと思います。
家庭と園とが協力し、全体で子ども達の成長を温かく見守る、そのような園を目指していきたいと思います。
その為にも、私たちは、常に最善の教育とは何かを考え、研修を重ねることにより園職員の質の向上と、施設・教育機器の充実を図っていきます。
事故が起きた日は、普段の運転手がお休みで増田立義園長がバスを運転していました。
バスに乗っていた園児の人数は6名。
園長が運転し、70代の補助の乗務員が乗っていたにも関わらず、2人が確認を怠り、千奈ちゃんをバスに置き去りにしてしまったということです。
6人の園児に対し、園長と乗務員の2人がいたにも関わらず起きてしまうとは、あまりにも酷い事故だと感じました。
確認していれば防げたであろう今回の事故。
本当に残念でなりません。