徳島県の学校給食で国内初の食用コオロギをメニューが登場し、話題になっていますね。
昆虫を給食で出すなんてビックリですが、今回の給食はコオロギパウダーなので、見た目のゲテモノ感はなかったようです。
- 食用コオロギがなぜ給食に?
- 気持ち悪くて食べたくない?生徒の反応は?
食用コオロギはどこで買えるのか?についてもお伝えしています。
食用コオロギがなぜ給食に?
食用コオロギが給食になったワケは高校と地元企業のタイアップでした。
鳴門市にある徳島大学発のベンチャー企業の『グリラス』と、徳島県小松島市の県立小松島西高校の食物科の生徒が協力して開発した食用コオロギパウダーを使っていたんですね。
11月28日の給食に出た「カボチャコロッケ」に食用のコオロギパウダーが練り込まれ、国内初のコオロギを使った給食が提供されました。
食べるかどうかは生徒の選択制でということで、強制的ではない点はホッとしました。
小松西高校は、
商業科
福祉科
生活文化科
食物科
の学科があります。
今後の食糧危機の救世主とも言われているコオロギについて考える授業の一環という一面もありそうですが、今後食用コオロギが普及していくのでしょうか。
ですが、コオロギはアレルギーの心配もありそうです。
コオロギは近縁種のエビやカニなど甲殻類と類似成分を含みます。
その為、エビやカニのアレルギーを持つ人は摂取することで、アレルギー症状を起こす可能性があります。
その点は注意が必要ですね。
食用コオロギは気持ち悪くて食べたくない?
タンパク質や多く含み、不飽和脂肪酸やカルシウム、鉄、亜鉛などのミネラルも豊富な食用コオロギ。
「栄養価が高い」「健康に良い」と言われるコオロギですが、見た目や食感と、「昆虫を食べる」となると、気持ちが悪いと抵抗のある人は少なくないですね。
学校の給食でコオロギが出たということで、世間の反応はあまり良くない印象です。
給食にコオロギとか普通に嫌やわ…いくら見た目が分からなくしてるとか言われても虫嫌いな人からすれば地獄なことには変わらないんすよ… しかもそれしか食べるものしかないのに出すとか陰湿すぎ…
給食にコオロギ使った学校、私がそこに通う子の親だったら精神的苦痛とかで訴えるなあって思った
粉末パウダーのコオロギでも入っていると思うと、精神的に美味しく食べれない、、というような意見が多かったです。
まだまだ普及するには時間がかかりそうですね。
食用コオロギを食べた生徒の反応は?
食用コオロギを食べた生徒の反応は、
「意外にも香ばしくて美味しい」
「違和感なく美味しい」
「かぼちゃの甘みとコオロギの、エビやカニのような香ばしさが合ってすごく美味しかった」
といった感じで評価は上々でした。
食用コオロギを食べることに抵抗はありますが、食べてみると意外と美味しいようですね。
筆者は栄養価や健康面を考えても『積極的に食べよう!』という気持ちには踏み切れないないですが、、興味がある人は一度トライしてみてていいかもしれませんね。
『食べてみたい!』という方向けに手軽に食用コオロギにトライできる商品を紹介します。
食用コオロギを買える場所は?
食用コオロギを手軽にトライできる商品を集めました。
今回は入門編で食べやすいものをチョイスしてみました。
①無印良品:コオロギチョコ
1つ目は無印良品が発売しているコオロギチョコです。
価格は190円(税込)。
コオロギパウダーを入れたチョコレートバーになっていて見た目は一般的なチョコバーと変わりません。
高たんぱくで栄養価が高くなっている点がポイントです。
これなら、値段もお手頃で挑戦しやすそうですね。
②和田萬:コオロギふりかけ
2つ目は和田萬のコオロギふりかけです。
価格 | 594円 (税込) |
白いご飯にかけるだけで手軽に栄養バランスが整います。
日本国内のファームで品質管理された食用コオロギを使用していて、安心です。
③キャナリィ21:コオロギせんべい
3つ目はキャナリィ21が生産・販売しているコオロギせんべいです。
価格は1,500円(税込)。
コオロギパウダーが練り込んであると言っても癖はなく、普通のえびせんと変わらない美味しいさのコオロギせんべい。
香ばしい風味がビールのおつまみにも最適です。
どの商品も見た目にはコオロギが入っているとはわからない商品なので、入門編として挑戦しやすいと思います。
未来の食糧として近年注目を集めているコオロギ。
30年後には日本で普及しているかもしれませんね。